はじめに
アプリは開発して終わりではなく、開発後のリリースまでにも多くの作業が発生します。
テストでお客様への配布やリリースのための様々な画像の準備など、全部を手動でやろうとすると、手間がかかります。
そのため、本記事ではアプリを開発してから、いざリリース!というタイミングまでにやらなければならないことを効率化するサービスをご紹介します。
1. DeployGate
アプリは開発した後に、まずテスターやクライアントにアプリを確認してもらう機会が多いと思います。
それを手軽にできるのが、DeployGate(デプロイゲート)というサービスです。
DeployGateは開発中のアプリをテスターに実機で確認してもらうために、開発端末に接続する必要がなく、全てオンライン上で提供することができます。
テスターにDeployGateに登録してもらい、開発者はその登録してもらったメールアドレスを入力することで、端末のUDIDが分かります。
テスターやクライアントに「UDIDをください」と、UDIDを1から説明しなくても良くなり、その後それを追加したProfile を作成してアプリで利用することで簡単に端末追加がされます。
配布も AdHoc版といわれる ipaファイルを Xcode から Export して作成し、DeployGateの画面にドラッグアンドドロップするだけで、オンライン上で配布することができます。
テスターは専用のダウンロード画面が発行されるため、そこからダウンロードして確認をすることができ、配布するための手間を一気に減らすことができます。
またDeployGate側でアプリのバージョン管理も行ってくれるため、前のバージョンを確認したい場合にも、再度上げ直す手間はなく、そのあがったものを、ダウンロードしてもらうことができます。
これまで配布に手間取っていた方には、是非おすすめしたいサービスです。
2. MakeAppIcon
アプリリリースにあたり、アイコン画像を様々な端末にあわせたと名前とサイズに複製して作成する必要があります。
MakeAppIcon(メイクアップアイコン)では1つのアイコン画像を作成すれば様々な画像サイズのアイコンサイズに複製、名前の変更までしてくれるサービスです。
簡単な使い方としては、1024×1024サイズのアイコン画像を1つ作成して、サイトにアクセスします。
サイト上で画像をドラッグアンドドロップして、メールアドレスを入力すると、そのメールアドレスにZipファイルが送られてきます。
Zipファイルには、アップしたiPad・iPhoneだけでなく、Apple Watchにも対応したアイコンサイズで複製して格納されています。
これまで、画像を手動で変更していた方には、その手間がなくなり、一気に画像が作られるのでとても便利なサービスです。
3. AppScreenshot
リリースの際に、アプリの内容を表す紹介の画像を最大5枚まで表示することができます。
その画像も作成にはかなり手間取ってしまいます。
AppScreenshot(アップスクリーンショット)はiPhoneなどにはめ込み型の画像を作成できるサービスです。
端末のサイズや色の指定、上部に文字を入力するなど様々なカスタマイズがすることができます。
これまで、Photoshop などの画像編集ソフトを利用しておこなってた作業をオンライン上で変更することができる、とても便利なサービスです。
4. (番外編)iconDrop
アプリは作成したけど、アイコンはまだ作成してない方向けの番外編です。
iconDrop(アイコンドロップ)は、iOSアプリのアイコンをまとめたサイトになっており作成したいアプリアイコンの参考を探すのにとても便利なサービスです。
フラットデザインやアプリのカテゴリなどから画像を絞り込むことができ、自分がイメージする画像を探すことができます。
さいごに
ここでは、アプリを開発後、リリースまでを効率化するサービスをご紹介しました。
こちらを利用することで、アプリ開発に集中できたり、リリースまで早まる手助けになりますのでぜひ参考にしてみてください。