はじめに
無料のニュースアプリで売上をあげる際に導入すると効果がある広告は大きく分けて3種類あります。
- アドネットワーク広告
- ネイティブ広告
- 課金
どれもニュースアプリの特徴を活かして、上手く運用することで売上げアップを狙うことができます。
ここでは、それぞれの広告の具体的な導入方法をまとめてご紹介します。
前提として、ニュースアプリは「文字や動画で情報をユーザに届けるアプリ」としています。
そのため、まとめアプリからジャンルに特化したアプリまで全てで引用することができます。
1. アドネットワーク広告
アドネットワーク広告はアドネットワーク会社が配信している広告をさしています。
アドネットワーク(Ad Network)とは、複数の広告をだしたい企業の広告を1つにまとめて、それをあるサイズで配信することで、それを提供しているのが、アドネットワーク会社です。
様々な種類があり、一度は見たことがあるのではないでしょうか。
1-1. アドネットワーク広告の種類
現在、様々な種類の広告があります。
- バナー広告(320×50 サイズ)
- ビッグバナー広告(320×100 サイズ)
- レクタングル広告(300×250 サイズ)
- 動画広告(動画を流す広告)
- 全画面広告(画面全体を覆う広告)
現在、下に行くほど広告収益は高くなっていますが、動画広告も今どんどん増えてきている状況です。
1-2. アドネットワーク広告を設置する場所
広告は基本的に、ユーザが最もみる場所に広告をはるのが一番効果的です。
ユーザが一番見る場所は記事内・操作するボタンの近くなどが挙げられます。
ボタンと広告を重ねるなど、ユーザの誤クリックを誘発する貼り方の場合、ユーザが使いづらくなって離れる、またアドネットワーク会社からペナルティでアカウント停止になるなど最終的には全体の広告効果は下がることになるため、こちらは行わずに最適な広告を表示するように設定することを形が最も収益性が高くなります。
1-3. アドネットワーク提供会社
アドネットワークは様々な会社で提供しています。
- AdMob(Google)
- i-mobile(アイ・モバイル)
- nend(ファンコミュニケーションズ)
- Zucks(ザックス)
2. ネイティブ広告
ネイティブ広告とは、記事一覧の中に記事型として広告を入れ込むことでアプリ全体のUIや世界観を損なわずに広告を設置できる手法で、近年増えてきています。
サイトでもよく利用されている技法で、ニュースアプリとも相性が高い広告の1つです。
2-1. 内容と設置する場所
記事一覧に設置することで、1つのコンテンツとして表示します。
記事で商品の紹介をすることで、PR記事として、ユーザに閲覧してもらい購買してもらう流れです。
アドネットワーク広告に比べて、広告への誘導がスムーズのため、クリック率や成果も高くなります。
アドネットワーク会社を利用しなくても、自前で広告記事を作成した自社製品やアフィリエイトで商品への誘導の形が期待できます。
だいたい7〜10記事おきに設置することで、ユーザの邪魔になることなく広告設置ができます。
3. 課金
ニュースアプリではあまり少ないですが、一部のアプリではこの方法により売上をあげております。
方法としては、有料と無料で見れる情報に差をつくり、有料ユーザに対しては様々な情報を提供する手法です。
NewsPicksや日経アプリなどはこの手法で売上をあげています。
この形でのメリットは、安定的な収入が見込めることですが、継続的な優良なコンテンツを配信し続ける必要があるため、ある程度大手の企業がとる手法企業なりますが、配信する情報がニッチなのであれば、こちらも検討する価値のある情報の1つです。
まとめ
ニュースアプリで広告を売上げるためには、前提としてニュースアプリを何度も利用してもらう継続率が一番重要です。
配信するコンテンツがユーザのニーズとマッチしている程、継続率は高くなります。
また、そのコンテンツと広告の内容がマッチしているほど、広告の効果もあがるため、「何を配信して、何を誰に売るか」を明確にする必要があります。