スマートフォンのアプリ製作会社を検索すると、いまや星の数ほども表示されますが、こと作りたいジャンルに特化したアプリ製作会社を探す·選ぶのは大変です。
検索で簡単に表示されない場合、その会社の作成事例などを参考にしなければなりませんが全ての会社が事例を公開しているわけでもありません。
そこで本記事では ニュースアプリを製作してもらうための会社選びのポイント に焦点を絞ってご紹介します。
これからニュースアプリを製作しようと考えている方はぜひ参考にしてください。
1. 実績のある製作会社か
ニュースアプリ製作会社えらびの1つ目のポイントは、その会社の実績です。
結論からお話しすると 実績が多い = ノウハウが蓄積されているので開発がとてもスムーズに行えます。
そしてその実績が自分の求めているアプリのジャンルに適しているかが重要です。
スマートフォンが発売されてから現在に至るまで実に多種多様なジャンルのアプリが開発·リリースされてきました。
代表的なジャンルだとゲーム系アプリや業務をサポートするツール系、様々な情報を集積して表示するニュース系などがあります。
それらを開発·リリースしてきた会社も実に種々様々な会社があります。
会社の規模もスマートフォンアプリの開発を目的に起業した中小ベンチャーもありますし、時流に乗り方向転換もしくは業務拡大した大手企業などがあります。
また個人のフリーランスとして活動されている方もたくさんいます。
ニュースアプリの製作会社えらびのポイント 「実績」 を確認する方法としては、その会社のWEBサイトがとても参考になります。
WEBサイトに実績として過去に作成したアプリが掲載されているので、それを参考にしましょう。
そのアプリを実際にインストールして使ってみることが一番理解できる方法ですし、逆に実績を載せていない会社は何かしらの載せられない理由があるのかもしれないので、大きな判断材料になります。
会社の実績を確認する際には下記の 2点 も確認しましょう。
- ニュースアプリ製作の経験はあるか
- マーケティングの知識はあるか
ニュースアプリ製作の経験はあるか
同じジャンルのアプリ製作のメリットは、培ってきたノウハウ、技術といった経験値です。
ニュースアプリにまず求められることは、最新のニュースをいち早く入手し、それをユーザーへ配信することです。
ニュース とは News と書き、すなわち New = 新しいものを集める複数形の NEWS です。
常に新しい情報を集めて配信する媒体でなければユーザーの関心を引くことはできません。
そのため製作したいニュースアプリのテーマに沿った RSS 情報を集約し、かつそれを更新できるかどうかも大切なポイントです。
このニュースアプリにとって当たり前な対応でも、ニュースアプリの経験に乏しければ 0 から調査して要件を定義してまとめてやっと実装に取りかかるといった致命的なラグに繋がりかねません。
一人のコアなユーザー = ファン を獲得するためにはたくさんの労力を要しますが、そのファンが離れる時は一瞬です。
経験値の高さ は 迅速な対応につながりユーザーの満足度を高めることになり、それはすなわち機会損失の低減になります。
マーケティングの知識はあるか
ニュースアプリを拡めるためのマーケティングの知識も大変重要になってきます。
良いモノでも、作っただけでは人の手には渡りません。
良いモノは、宣伝して人に知ってもらうことで初めて興味を持たせ、手にとってもらうことができます。
iOSアプリ (iPhone·iPad) であれば市場は AppStore です。
WEBの世界では SEO に力を注ぐことと同じように、アプリの世界では ASO ( App Store Optimization ) に注力しなければなりません。
この ASO などのマーケティングにも通じている会社かどうかも重要なポイントになります。
アプリ製作会社の多くは アプリの開発 のみで終わり、そのアプリを活かすための施策などの提案はありません。
ニュースアプリの製作を依頼する際には、その製作会社がマーケティングにも通じているかを確認することが大切です。
2. 信頼できる技術を持っているか
ニュースアプリ製作の技術的に欠かせないポイントは下記の 2点 です。
- サーバーの最適化と負荷の管理ができているか
- アプリはネイティブ言語か
サーバーの最適化と負荷の管理ができているか
ICT において C の Communication = 通信 はとても重要です。
そのために自社のサーバーを最適化できているかが会社選びのポイントの1つです。
サーバーがきちんと最適化されていれば表示速度も快適で、ユーザーは表示されている興味のある情報をストレスなく読み進めていくことができます。
またサーバーの負荷をきちんと監視し管理できているかも大切です。
ユーザー数が増えてサーバーへのアクセス数が増加してくると負荷がかかり、それが原因でサーバーがダウンする場合などがあります。
アクセス数の多い時間帯や曜日を把握し、またこの先の連休の予定などからアクセス数を予測して対策をしているかも重要なポイントです。
ニュースアプリの製作を依頼する時は、自社できちんとサーバーを管理できる技術を持っているかも大切なポイントです。
アプリはネイティブ言語か
アプリを作成する際のプログラミング言語がネイティブ言語かそうでないかも大切なポイントです。
iOSアプリであれば Objective-CもしくはSwift言語で作成されているかどうかです。
スマートフォンアプリにはネイティブ言語アプリ以外にもハイブリッドアプリなどが存在します。
それらはアプリの中のWEB Viewで元からあるWEBサイトをレスポンシブ化し表示させているだけの場合などがあります。
それでも可能という場合もありますが、通信が無いもしくは悪い状況では情報を表示させることができません。
ネイティブ言語で作成する強みはなんといっても動作の滑らかさです。
OS の機能を直接利用することができるので、動きがとても快適でユーザーにストレスを与えません。
また動作がOSの基本機能に近いので、ユーザーが操作に迷うということもなくなります。
アプリを作成する際にきちんとネイティブ言語で作成できるかどうかも確認しましょう。
3. メンテナンス対応はできているか
ニュースアプリに欠かせないポイントの1つに メンテナンス があります。
情報を取得してくる先のRSSが増える、もしくは減らす場合やアプリ自体のアップデートを柔軟に対応できるかが重要です。
特に iOSアプリ はAppleのOSアップデートに大きく影響を受けます。
iPhoneのアップデート案内に従ってOSをアプデートしたら、今まで使っていたアプリが開けなくなるということもよくあります。
そのためニュースアプリ製作会社には、常に最新の技術を把握·保持して迅速にメンテナンスの対応ができるかどうかも求められます。
4. 金額は適正か
ニュースアプリ製作会社に限らずアプリ製作会社に必須な条件として、金額が明確かという点があります。
スマートフォンアプリ市場は誕生してからまだ日が浅く、相場というものも定まってはいません。
(システム開発の定番として、人月計算などが用いられています。)
そのため見積もりを依頼した際に、項目がきちんと詳細に記載されているかどうかが確認するポイントの1つです。
また支払いの段階で追加料金が発生していたり、開発一式のように内訳が不明瞭な会社には注意が必要です。
さいごに
いかがだったでしょうか。
アプリ製作会社は多くありますが、ニュースアプリに特化した製作会社 というとなかなか探すのが難しいと思います。
本記事で挙げたポイントを参考にして、ニュースアプリを作る際の会社選びにぜひ活用してください。